掌蹠膿疱症ライフの幕開け
2022年12月某日。
左の人差し指が痛い。
爪床(爪の中というか爪の下)にぽつんと何かできている。膿っぽいなにか。
化膿するような傷ができた覚えはないし、だいだい、爪の下の出来事で、傷のつきようもない。いわゆる出来ものの類である。
そして、人差し指の爪先なので、痛いのだ。ずきずきもする。
早く爪が伸びてその「出来もの」が体の外に出てしまえば治るだろうと信じていたら、2つ目、3つ目ができた。
爪の下で次々と「出来もの」が発生。そのうち爪の脇(さかむけができるところね)にもできる。
やがて爪は伸び、最初の出来物が爪の下から出てきて、指先の皮が剥けて新しい皮膚がでてきたけど、硬くて角化してるかんじ。そのうち指の腹、他の指、掌、右手にと、ぽつんどころでなく、同時多発でどんどんと「出来もの」発生。朝なかったのに夜になったらできてた、みたいなすごいペースなのだ。
ポツポツ(嚢胞)がかさぶたになって、はがれたところにまたポツポツができる。剥がれたあとは赤くてがさがさで固いし、地味に痛い。
普通の湿疹と違う異常事態である。
痛いし、痒いし、指が使えない。なんじゃこらとネットで調べまくった結果、どう考えても「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」としか思えない。
年末年始に症状はさらに悪化し、ようやく正月休み明けのかかりつけな皮膚科へ駆け込んだのが先週の金曜日。
診察で足の指にも嚢胞が出ていることを確認され、あっさりと「掌蹠膿疱症」と診断がつく。
あーーー。
OMGである。かなり凹む。
この病気については、私のような一市民の医療情報よりこちらをどうぞ。
決して命に関わる病気じゃないけど、クオリティオブライフは急降下である。ネットで調べまくったおかげで、治りにくいし、関節や脊椎に及んで大変辛い思いをしている人がいるのも知ってたので、左手指は“全滅”したが右手もゆくゆくは全滅か、足の裏にもこの先できるのだろうかとか、爪が全部はがれたら物が掴めなくてどうしよう(マジックハンド起用か)とか、悪い想像ばかりしてしまう。
まだ起きてもいないことを想像してクヨクヨするのが自分の悪い癖だとわかってる50代の私。落ち込んでも意味がないので、気を奮い立たせて、記録がわりにブログを書いてみようかと。
この病気、すぐには原因が特定できない。生活リズムや食べ物などなど、暮らしを記録しておけば、何がどう症状に影響しているのか客観視できるかもしれない。
治療のおかげで奇跡的にあっという間に治ったら、それはそれでよし。
次回から自己紹介やら、貰った薬やら、詳しいことを書いていこう。取り急ぎ今日はここまで。
*注意点
このブログは個人的な生活の記録であり、治療の効果・効能を証明するものではありませんし、なーんのエビデンスもありません。あくまで個人の体験ですので、予めご了承ください。